女将より

町の小さな蕎麦屋を切り盛りしている姿に、お客様から「孤軍奮闘だね」と言われます。

確かにお客様の目にはそう映ることと思います。

 

毎日仕込みの全てから、調理・接客・会計と夢中で仕事をしています。

また、厨房の天ぷら油の前では、米寿を過ぎた大女将が懸命に働いてくれています。

 

昼食時の慌ただしい中で、私の動きを感じ取ってくださるお客様が会計のタイミングを待ってくださっていたり、冷たいお茶をご自身で注いでくださったり。

時には大女将の様子を見に厨房の前に来てくださり

「お母さんまた来ますね、お元気で」

と声をかけてくださるお客様も。

 

お客様からの温かいお心遣いに、日々感謝の気持ちで一杯です。

 

まだまだ修業の身である私にとって、大変励みになるお言葉も。

「お父さんの蕎麦とつゆも懐かしいけれど、娘さんの蕎麦もいいもんだね」

本当にありがたく存じます。

 

これからも日々努力を重ねて、皆様に喜んでいただける蕎麦とつゆを作り続けたいと思っております。